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『チェコ21世紀SF短編集』を読んだ - メモリの藻屑、記憶領域のゴミ
チェコ21世紀SF短編集 / ズデニェク・ランパス (編集), 平野清美 (翻訳) ドイツとソ連、二つの大国に翻... チェコ21世紀SF短編集 / ズデニェク・ランパス (編集), 平野清美 (翻訳) ドイツとソ連、二つの大国に翻弄された激動の歴史を背景に、政治への鋭い批判と奇抜な設定でチャペック以降、世界中の読者を魅了し続けるチェコSF(フアンタスチカ)。 国内でも圧倒的な人気ジャンルとして年間1000点以上を刊行し、その約半数が女性作家の手によるチェコSFから、21世紀に発表された選りすぐりの短編七編を収録。 チェコSFの最大の特徴は、激動の国家史と深く結びついた「抵抗の想像力」にある。「ロボット」という言葉を生み出したカレル・チャペックに始まり、共産主義体制下の寓話的抵抗、プラハの春、そして1989年のビロード革命後の開花へ——大国に翻弄されてきた小国の文学的したたかさが、このジャンルの底流に一貫して流れている。 こうしたチェコSFの歩みを紹介するアンソロジーを、平凡社がこれまでに2冊刊行している。




2026/06/15 リンク