日本の政治を劣化させた根源は「世襲議員」にあり！＜村上正邦氏＞ « ハーバー・ビジネス・オンライン « ページ 2

―― 戦後ほぼ一貫して政権を握ってきた自民党は、いつの間にか安倍晋三総理、麻生太郎副総理兼財務相はじめ世襲議員の比率が異常に高くなっています。 村上：安倍、麻生の２人はもちろん、総裁選を戦った石破茂や政調会長の岸田文雄、外相の河野太郎、若手の小泉進次郎、女性首相候補の１人である小渕優子など、みな世襲議員です。小泉純一郎以降の総理は、安倍、福田康夫、麻生と全て世襲政治家。大名の子は大名、百姓の子は百姓だった世襲制度の江戸時代に戻ってしまったようだ。 2年前に総選挙があったが、小選挙区で当選した自民党議員218人のうち世襲議員は72人で全体の33％を占めた。つまり、3分の1の自民党議員が世襲政治家というわけだ。世界広しと言えども、これほど世襲議員が蔓延っているのは日本だけですよ。 世襲議員は親から地盤・看板・カバンを引き継ぐ。徒手空拳で選挙に挑もうとする志ある青年にとって、世襲議員は巨大な壁で

[kabutomutsu]

ごもっともだけど、そもそも保守主義って世襲正義！だろうと思うので、自民としてはむしろ完全世襲制こそ理想なのでは？