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繁殖を止めるために遺伝子組み換えされた蚊、自然界に放たれ裏目の結果に(ニューズウィーク日本版) - Yahoo!ニュース
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繁殖を止めるために遺伝子組み換えされた蚊、自然界に放たれ裏目の結果に(ニューズウィーク日本版) - Yahoo!ニュース
蚊は、私たち人類にとって最も有害な害虫である。マラリアや黄熱、デング熱、ジカウイルス感染症、日本... 蚊は、私たち人類にとって最も有害な害虫である。マラリアや黄熱、デング熱、ジカウイルス感染症、日本脳炎、チクングニア熱などを媒介することで知られ、世界保健機関(WHO)によると、2017年3月時点で、これらの蚊媒介感染症により年間およそ45万人が死亡している。蚊は主に熱帯、亜熱帯地域で生息するが、地球温暖化に伴って蚊の生息域が拡大しつつあり、蚊媒介感染症の伝播リスクも広がっている。 ■動画:運動後にマウスウォッシュすると身体の中で起きることとは? ■ 遺伝子に影響を与えず、個体数を減少できる、という狙い 近年、殺虫剤に代わる蚊の防除手段として、遺伝子組み換え蚊が注目されている。英バイオテクノロジー企業のオキシテックでは、黄熱、デング熱、ジカウイルス感染症、チクングニア熱を媒介するネッタイシマカの遺伝子を組み換え、優性致死遺伝子を持つ雄の蚊「OX513A」を作出した。 自然界のネッタイシマカの