長渕剛「東北の方々、海に眠る亡くなった方々の思いを感じて生きていきたい」石巻の慰霊碑を前に鎮魂歌 - スポーツ報知

２万２０００人を超す死者・行方不明者を出した東日本大震災は１１日、発生から１１年となった。午後２時４６分の発生時刻には各地で黙とうが行われ、犠牲者に鎮魂の祈りをささげた。シンガー・ソングライターの長渕剛（６５）は昨年３月に開園した宮城・石巻南浜津波復興祈念公園で行われた追悼式典に出席。慰霊碑を前に鎮魂歌「ひとつ」など３曲を献歌し「１１年の歳月を耐え忍んできた東北の方々、海に眠る亡くなった方々の思いを感じて生きていきたい」と語った。 静かに目をつぶり、感覚を研ぎ澄ませた。時折日が陰り、冷たい海風が注ぐ中、長渕が天へ、大海原へと鎮魂の歌声を届けた。 「亡くなった犠牲者の方々、石巻の海に眠る魂たち、想像を絶する無念の涙を抱きしめ、希望の道を指し示してくださったご遺族の方々、弔いの意を込めてこの歌を送ります」 ３６００人以上の名前が刻まれた慰霊碑を前に、鎮魂の思いを込めた「ひとつ」、犠牲者への永遠