エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
大震災から二年―岩手県沿岸被災地を訪ねて - 新・どどの声
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
大震災から二年―岩手県沿岸被災地を訪ねて - 新・どどの声
大震災から丸二年がたった。 自分に係る被害が微少だったとはいえ、多数の犠牲者を出した荒浜海岸を数キ... 大震災から丸二年がたった。 自分に係る被害が微少だったとはいえ、多数の犠牲者を出した荒浜海岸を数キロ先に控え、なおかつ、甚大な被害を蒙った石巻市を郷里に持つ者として、一日たりとも震災や津波を意識しない日はなかった。たとえ積極的に意識せずとも、おりにふれて、さもない想念のあいだから、ムンクの絵のようななんとも得体の知れないものが顔をのぞかせて、はっとさせられることがあった。そのたびに、大震災で亡くなった人々の叫びなのだろうと、安閑と生きている者の後ろめたさのような感覚で3・11を思い起こした。 ときどきは、その叫びの在処を確かめずにはいられなくて、被災現場に足を運んだ。行ってみれば、眼前には被災時とさして変わらない荒涼とした光景が広がっているばかりだが、それでも、なにかしら彼らの声が聞こえてくるような気がして、言葉にはならない、黒だったり赤だったり青だったりの色を帯びたその声に、なにがしかの