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『陰翳礼讃・文章読本』谷崎潤一郎|日本の文化と日本語の美しさ|随筆を通俗語にしようよ - 書に耽る猿たち
『陰翳礼讃・文章読本』谷崎潤一郎 新潮文庫 2021.3.28読了 谷崎潤一郎さんの『陰翳礼讃』『文章読本』... 『陰翳礼讃・文章読本』谷崎潤一郎 新潮文庫 2021.3.28読了 谷崎潤一郎さんの『陰翳礼讃』『文章読本』という2大随筆と、他に短い作品が3つ収録された随筆集である。どの作品も素晴らしい文章で散りばめられている。日本の文化と日本語の美しさが、これまた麗しい谷崎さんの筆致で書き上げられた作品集だった。 私たち日本人は、生活の至るところで「陰翳に富み、闇と調和する」ことで美を意識し、心を落ち着かせることができる。『陰翳礼讃』はそれを色々な視点から説いた作品である。 確かに旅館に泊まれば、ぴかぴかのお米が入ったお櫃の色、よそい入れるお茶碗の形があんな風であることは、味だけでなく視覚的にも美味しさを感じるものなのかもしれない。日々当たり前に目にしているものが、ほとんど陰翳がかっているのだということに気付く。 美と云うものは常に生活の実際から発達するもので、暗い部屋に住むことを余儀なくされたわれわ
2021/03/29 リンク