政治について: 星野智幸 言ってしまえばよかったのに日記

政治について。 選挙のたびに、だいたい民主党、立憲民主党に投票している。けれど、もう何年も、投票するたびに罪悪感を抱いている。なぜなら民主党は、特に立憲民主党になったあたりからは明確に、自民党政治の補完勢力だとしか思えなくなったから。もはや本気で政権交代を目指すことなく、「政権を担いうる自民党以外」という選択肢を、ただただ消滅させていくだけの勢力としか、感じられないからだ。この党に投票し続けることは、自民党政権を延命させる補完勢力に加担している、という気持ちになる。気持ち、ではない、事実そうなのだ。 立憲民主党が自民党政権の補完勢力であると感じる最大の根拠は、安倍政治に対する正確な分析がまるでできていないことである。特にその根幹をなす経済政策、アベノミクスの評価だ。アベノミクスのせいで経済は悪くなった、格差は開いたと批判し続けてきたが、事実はまったく違う。 たとえば、このブログを読めばわか

[taskapremium]

民主党はアベノミクス以上にしっかりしたマクロ経済政策を訴えて、世のマジョリティの票も集めることに精力を注ぐべきだった。そうすれば、政権交代は可能性を増し、掲げている人権政策を遂行する機会も得られた。>

[KasugaRei]

「アベノミクスの成功」なるものが「ナチスは国内経済に限れば良好な成果を出していた」と同様のプロパガンダにすぎない可能性は？

[soybeancucumber]

悪党のほうが存在感が強いとはよく言ったもの。それだけ自民党が現実的なレベルから乖離するほどに邪悪で、他党の存在感が薄れているだけなので、それは杞憂というもの。

[the_sun_also_rises]

立民は全く経済政策をまとめ切れていないが主張の断片をつなぐと総じて金融引締＝円高＝財政規律重視の姿勢を取っていると思われる。それは正しく立民支持者＝高齢者に有利な政策。立民は自民の補完ではなく落穂拾い

[pon-zoo]

“財政均衡策は、ケチな金持ちがさらに庶民から吸い上げて貯金を貯め込むような政策であり、金の流れを停滞させることで金のある人間がより生殺与奪券を持つようになる、特に経済的弱者に非常に冷酷な経済政策だ”

[death_yasude]

財政政策(再分配)やりたくないから金融政策だけって左派の政策でもなんでもないむしろここが経済学の左右を分ける分水嶺で自分たちの右派イデオロギーの表れがアベノミクスだぞ

[spirobis]

アベノミクス論なのではあるが、そこに功罪があること、道半ばであったことなどが飛んでいることが気になる。話は変わるが、読んだ時に書き手が野党支持に疲れてしまったのではないか、と推測した。

[by-king]

デフレで助かるのは既に貯蓄を有している人、つまり裕福な高齢者。立憲のメイン支持層が高齢者なのは当然の帰着であり、逆の安倍政権は40代以下で特に支持された。有権者は割と経済政策の志向を見ているように思う

[palo]

『私がこんなことを言うのは恐ろしいが、維新やN党や参政党の台頭するなか、政党政治が崩壊していくことの歯止めは安倍元首相となってしまっていた。その意味がどれほど深刻か、民主党は受け止められなかった。』

[sgo2]

緩和路線は小さな政府志向で資本主義(投資)に積極参加しない者が置き去りになる。緊縮路線は大きな政府志向で自由主義とは相性が悪い。民主の悪い所は良い所取りしようという難題に無策で挑んでること。

[John_chapter9_verse25]

立憲の支持者は官公労、老人、主婦、士業、犯罪者、外国人。その視点で立憲は論じてる。

[hat_24ckg]

“もはや民主党は小政党への道まっしぐらである。嫌いな安倍の政治はロクでもないものに決まっていると決めつけ、安倍政治の成果から目を逸らした。”

[differential]

経済政策の左右逆転(右が緩和、左が緊縮)現象は、日本だけでなく米国でも起きていて(トランプ政権ができた理由の一つ)、左派しっかりして頼むからと思い立民に投票できない理由／再分配の議論が進まないのは辛い

[namawakari]

正確な現状認識だと思う。