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薫香のカナピウム by 上田早夕里 - 基本読書
上田早夕里さんによる短編魚舟・獣舟 - 基本読書を読んだ時に、そのどこでも読んだことがないし、観たこ... 上田早夕里さんによる短編魚舟・獣舟 - 基本読書を読んだ時に、そのどこでも読んだことがないし、観たことがない異質さと、その異質さがまったく違和感なく自分の中に受け入れられる世界観に驚いたものだった。しかしそうした「異質な存在感」を放っている世界も、一度その中に入り込んで手触りを楽しみ、よく馴染むようになってくると「お馴染みの世界」になってしまう。それはそれで一つのフィクションの達成だが──「世界の手触りを楽しみ、入り込み、親しんでいく過程」を味わうことはできなくなる。これはまあ、当たり前の話。 で、しばらくそういった感覚を物語から受けることもなくなっていたのだけど……『薫香のカナピウム』は久しぶりにあの時の感覚を味あわせてもらった。『魚舟・獣舟』とは違った世界観。あちらは一面に広がる海に生きる人々の世界だったが、こちらは森の中で多様な生物と生活を営む人々の世界だ。匂いも成り立ちも、構成素材