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月から飛来したウィルスが船橋を恐怖に叩き落とす、圧巻のディザスター・ミステリ──『月の落とし子』 - 基本読書
月の落とし子 作者: 穂波了,Kanehira K出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2019/11/20メディア: 単行本こ... 月の落とし子 作者: 穂波了,Kanehira K出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2019/11/20メディア: 単行本この商品を含むブログを見るこの『月の落とし子』は穂波了のデビュー作(ただし別名義でのデビュー作あり)にして、第9回アガサ・クリスティ賞の大賞受賞作である。刊行前からどうやら最初の舞台は月面からはじまるSFライクなミステリィであると聞いていて期待していたんだけど、実際に読んでみたらいやあこれは凄い! 「新人のデビュー作としては凄い」とかいう限定や留保なしに、単純に滅茶苦茶おもしろいエンターテイメント小説だ! ざっとあらすじを紹介する。 特に宇宙飛行士の月面探査中にウィルスの感染・発症が発覚する前半100ページは今年読んだ小説の中でもトップクラスの引き込み力で、そこで慣性をつけられてそのまま読み切ってしまった。物語冒頭はまず、栄光に満ちた人類のミッションから始まる。月面
2020/08/28 リンク