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《三体》三部作の前日譚にして科学と兵器開発の関係をテーマに据え壮大なスケール性を持ったSF長篇──『三体0 球状閃電』 - 基本読書
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《三体》三部作の前日譚にして科学と兵器開発の関係をテーマに据え壮大なスケール性を持ったSF長篇──『三体0 球状閃電』 - 基本読書
三体0【ゼロ】 球状閃電 作者:劉 慈欣早川書房Amazon『三体0』は、《三体》三部作の連載前年に出た、劉... 三体0【ゼロ】 球状閃電 作者:劉 慈欣早川書房Amazon『三体0』は、《三体》三部作の連載前年に出た、劉慈欣本人による前日譚的長篇SFになる。空中を発光体が浮遊する「球電」と呼ばれる事象の探求が、世界を一変させる兵器に繋がっていく過程を描き出した、科学✗兵器開発をテーマに据えた作品だ。 原書の書名には三体の名は冠されてはおらず、話的に直接繋がっているわけでもない。だが、一部登場人物や科学技術は共通しており(たとえば天才物理学者の丁儀など)、劉慈欣的にも緩やかなシリーズものという認識はあったらしい。そのため、邦訳版では編集部が著者サイドに問い合わせて三体とつける許可をもらった──という経緯がある。そのため、本作から最初に三体世界に入っても良く、《三体》三部作を先に読んでも良い──そうした位置づけの作品になっている。 問題は本作がおもしろいか否かだが、これが非常におもしろい。球電という現実