ヒューゴー賞中篇部門を受賞した、遺伝子編集技術によって、マンモスが復活した近未来を描き出す遺伝子工学ＳＦ──『絶滅の牙』 - 基本読書

絶滅の牙 (創元SF文庫) 作者:レイ・ネイラー東京創元社Amazonこの『絶滅の牙』は最新のヒューゴー賞でノヴェラ部門を受賞した、マンモスが〝脱絶滅〟を果たした未来を描き出す遺伝子工学ＳＦだ。マンモスが遺伝子編集技術で復活する！ と簡単に言うが、そこには多数のハードル・課題が存在する。 この未来の世界でもまだマンモスの遺伝子を完全に再現して作り出すことはできないから、あくまでも象の遺伝子を編集して「マンモスに近い何か」を作り出すことしかできない。そのうえ、おそらく群れで暮らしていたマンモスを単体で蘇らせても動物園の見世物にしかなんらず、真の復活のためには生態系ごと復活させる必要がある。さらには肝心のマンモスも「自分たちがかつてどうやって生きていたのか」など知るよしもないから、その教育が必要で──と、そこまでやっても今度はマンモスが多数保護区に復活したら今度は当然その牙を狙う密猟者たちがう

[natu3kan]

クローンで遺伝子的に同一のマンモスを甦らせても、生息地に適応するために親から引き継いだ当時の文化が継承されない問題はあるよなあ。

[daddyscar]

翻訳家の古沢嘉通がつぶやいてたヤツだ。高くなる翻訳本の現状を打開する手段「ノヴェラ（二百枚前後の長さ）」を本にするというヤツ。https://x.com/frswy/status/1974710119008292871?t=SdRXkgg0Ci0YS7XKMYgc-A&s=19

[cartman0]

ジュラシックパーク感凄いけど、受賞してるなら色々違うんかな

[run_rabbit_run]

宮本武蔵が復活する話なら読んだことある

[timetrain]

爬虫類みたいに親と顔を合わせたこともない生物もいるけど、哺乳類は教育による知識の伝達が生物の在り様に直結してるのだと今頃気づかされた

[sakstyle]

ノヴェラ1本で文庫1冊にするのか。200ページくらいか。／「ダミラ博士にされる提案はトンデモないものだ。『「年長メスになっていただきたいのです。あなたの意識をマンモスの一頭に移させていただきたいのです。」

[onnanokom]

SFというのは理解しつつ。冷凍で毛があるマンモスが発掘されてるけど遺伝子を取り出すのって難しいんだろうな。繁殖や生活の継承は途絶えたら基本終わりというのも納得感ある。哺乳類の“本能”は初期値低そう

[poipoi3]

死後に呼び出されて助言を求められるかと思いきや“年長メスになっていただきたいのです。あなたの意識をマンモスの一頭に移させていただきたいのです。そしてマンモスたちを導いてください” と言われた博士の話

[lbtmplz]

"あなたの意識をマンモスの一頭に移させていただきたいのです"

[chima-3]

面白そう

[settu-jp]

ナウマン象も思い出してあげて（ピレネーアイベックス、オオウミガラス、ステラーカイギュウ、リョコウバト。アメリカ「コロッサル・バイオサイエンス」が2023年「ドードー復活プロジェクト」1億5000万ドル以上資金調達

[Helfard]

マンモスのなかのひとも大変だなー。

[anigoka]

DNA柱壱の型マンモスの呼吸

[cinefuk]

あらすじ興奮するな「また、遺伝子編集要素とマンモスの復活は容易に結びつくが、そこに意外な形でマインドアップロード技術が結びついてくる。中篇ということもあって二時間程度あればサクッと読み切れるので」

[grt27555518]

リアルさを重視したジュラシックパークだ。技術的に可能になっても色々大変そうだよなあ

[gimonfu_usr]

daddyscar氏コメ　（詳しく知りたい）

[sumomo-kun]

「人間の引き起こした被害」を新たに生むようにしか見えない…。

[kowyoshi]

興味深い