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サズ『狂気の思想』第二章 精神病の神話 - 井出草平の研究ノート
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サズ『狂気の思想』第二章 精神病の神話 - 井出草平の研究ノート
狂気の思想―人間性を剥奪する精神医学 (1975年) 作者:トーマス S.サズAmazon サズ『狂気の思想』序論 - ... 狂気の思想―人間性を剥奪する精神医学 (1975年) 作者:トーマス S.サズAmazon サズ『狂気の思想』序論 - 井出草平の研究ノート 続き。 ナポレオンか共産主義者か この際、それが精神症状とみなされるのは、患者はナポレオンでなく、共産主義に迫害されてもいないことを医師が信じるときだけである。このことから次のことが明らかとなる。すなわち、「Xは精神症状である」という陳述は、患者の考え、概念、または信仰と、観察者および彼の住む社会のそれとの暗々裡の比較に基づく判断を含む。したがって、精神症状の概念は、作られた場所である社会の、ことに倫理的価値体系と抜き難く結びついており、それはちょうど、身体症状が解剖学的、遺伝的構造に結びついているのと同じである。 「共産主義」が登場するのが時代を感じさせる。アメリカがベトナム戦争を戦っていたころである。 精神病の定義が誰によって作られているのか こ