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京都薬用植物園 - Wikipedia
1933年(昭和8年)3月29日、薬用植物の基礎研究を目的として「京都武田薬草園」を開設。第二次世界大戦... 1933年(昭和8年)3月29日、薬用植物の基礎研究を目的として「京都武田薬草園」を開設。第二次世界大戦の終わった1945年には名称を「京都試験農園」に改め、天然物創薬や薬用植物の品種改良の研究を開始した。1994年には研究部門の移転に伴い、薬用植物の収集・保存・栽培を中心に行う「京都薬用植物園」となった[1]。 敷地面積は95,000m2[2]で、薬用植物を中心に、絶滅危惧種を含む2800種あまりの植物を保有・栽培している[1]。 園内は中央標本園・漢方処方園・温室・樹木園・ツバキ園・香辛料園・民間薬園および展示棟からなる。 中央標本園 - トウキやミシマサイコなど生薬として使われる植物や、オニバスやハンゲショウなどの水生植物、ワタやアイなどの有用植物を始め約200種を栽培している[3]。 漢方処方園 - 婦人科薬の当帰芍薬散に処方されるトウキやシャクヤク、胃腸薬の平胃散に処方されるホソ