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扇祭 - Wikipedia
扇祭(おうぎまつり)または扇会式法会(おうぎえしきほうえ)とは、熊野那智大社(和歌山県東牟婁郡那... 扇祭(おうぎまつり)または扇会式法会(おうぎえしきほうえ)とは、熊野那智大社(和歌山県東牟婁郡那智勝浦町)の例大祭。熊野那智大社の例大祭は、那智火祭り[1]の通称で知られるが、正式には扇祭または扇会式法会[2][3]である。今日では例年7月14日に執行されるが、古くは6月14日・18日に執行された[4]。 扇祭は「那智の火祭り」として和歌山県の無形民俗文化財(1960年〈昭和35年〉8月16日指定)[5]に指定されている。例大祭にて奉納される田楽舞(那智の田楽)は国の重要無形民俗文化財(1976年〈昭和51年〉5月4日指定)[6][7]である。 火と水の祭り[編集] 神事としての扇祭は、かつて夫須美大神を花の窟から勧請した故事にまつわるものであるとされ、かつては寄り木となる木を立てて大神を迎えた後、その木を倒して大神が帰らぬようにする神事があったという[8]。 しかし、扇祭は例大祭当日の祭