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体制とアウトローの狭間で 『ノマドランド』感想・考察 - 川井書生の見聞録
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体制とアウトローの狭間で 『ノマドランド』感想・考察 - 川井書生の見聞録
雨の日は(晴れの日もだけど)本を読んだり映画を観ること多い。先日の大雨の日は2021年のアカデミー作... 雨の日は(晴れの日もだけど)本を読んだり映画を観ること多い。先日の大雨の日は2021年のアカデミー作品賞を受賞した『ノマドランド』を観に行った。梅雨とは無縁そうな、荒涼としたアメリカの大自然を舞台に漂うノマドたちは、現代の開拓者なのか? ⑴ 昔の開拓者 ⑵ アウトローと体制 ⑶ 西部劇とアメリカンニューシネマ ⑷ 狂言回しのファーン ⑸ まとめ ⑴ 昔の開拓者 物語終盤で、主人公ファーン(フランシス・マクドーマンド)の妹が、ハウスレスで働く人々を「昔の開拓者みたい」と言うシーンがある。ここでいう昔の開拓者は西部劇の開拓者である。また、アメリカ文学者の宮脇俊文は『キネマ旬報 1862号』の中で次のように述べている。 昨日より明日を信じ、路上に夢を追い求める生き方は、フロンティアの時代、常に西を目指して移動を続けたアメリカ人の伝統だ。どこにでも移動できるのがアメリカ人の特権であり、そうすること