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青い「青い鳥」 A.E.マルティ - 青い鳥
令和元年の展覧会めぐり、〆は鹿島茂コレクション「アール・デコの造本芸術」展へ。 日比谷図書文化館... 令和元年の展覧会めぐり、〆は鹿島茂コレクション「アール・デコの造本芸術」展へ。 日比谷図書文化館というジミな会場のせいか、週末というのに人影はまばら。でも内容は愛好家にとってこの上ない展覧会でした。 最大の収穫はバルビエの「ビリティスの歌」「散文詩」マルティの「誘惑者」が生で見れたこと。さすが鹿島先生、こんな稀少本を惜しげもなく公開するなんて太っ腹です。 館内のカフェで同行のコレクターA氏が私の蔵書画像を見ながら「あ、この「青い鳥」装幀いいですね! だって青いもん!」とほめてくれたのが今日の一冊。 まさに同感です。そう思って私もチェリーレッドのかわいい初代から、より青い「青い鳥」を求めて買い替え、これが四代目。ミッドナイトブルーのモロッコ革装が気に入っているのでこれで打ち止めかな。 「青い鳥」をはじめ、私の脳内では作品と色が結びついているものがあって、「風車小屋だより」はグリーン、「クレー