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[8]江戸時代に読まれた一寸法師 ~一寸法師、奇妙な島へ~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
御伽草子. 第19冊 (一寸法師) - 国立国会図書館デジタルコレクション ※この記事では、国会図書館デジタ... 御伽草子. 第19冊 (一寸法師) - 国立国会図書館デジタルコレクション ※この記事では、国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜加工して使用しています。 【原文】 御心の内、推し計らひてこそ候へ。 あら労《いた》はしや、一寸法師ハ、姫君を先に立てゝぞ出《い》でにけり。 宰相殿《さいしやうどの》ハ、 「哀れ、此の事を止《とゞ》め給ひかし」 と思《おぼ》しけれども、継母《まゝはゝ》の事なれば、さして止め給はず。 女房《にうバう》達も付き添ひ給ハず。 姫君は浅ましき事に思《おぼ》し召して、 「斯《か》くて、何方《いづかた》へも行くべきならねど、難波《なひは》の浦へ行《ゆ》かばや」 とて、鳥羽の津より、舟に乗り給ふ。 折節、風荒くして、興《きやう》がる島へぞ着きにける。 舟より上がり見れバ、人住むとも見えざりけり。 斯様《かやう》に風悪《かぜわろ》く吹きて、彼の島へぞ吹き上げる。 「とやせん
2022/10/20 リンク