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反戦と自立と贖罪──ヴァイオレット・エヴァーガーデン完結によせて - 狐の王国
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反戦と自立と贖罪──ヴァイオレット・エヴァーガーデン完結によせて - 狐の王国
京都アニメーション最新作にして復帰作である「劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン」について語り... 京都アニメーション最新作にして復帰作である「劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン」について語りたい。テレビシリーズのころからあまりに美麗な映像が話題になりがちな作品だが、ただ美しいだけの話ではもちろんない。これは明確に「反戦映画」である。 従来、女性を主人公にした反戦映画は、どうしても戦争に対して他人事であった。「帰ってこない男を待つ女」のように、あるいは「負傷した帰還兵」の狂乱に巻き込まれるような、ただただ犠牲者としての女性が描かれてきた。「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の革新的なところは、主人公のヴァイオレット自身が両腕を失った「負傷した帰還兵」でもあり、また「帰ってこない男を待つ女」でもあるところだ。 だからこそ戦争が他人事ではない。そこには圧倒的な当事者性がある。テレビシリーズはただの戦闘人形だったヴァイオレットが、手紙を通して人の心に触れ、自分のしてきたことにさいなまれる話