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ポスト構造主義(ポストこうぞうしゅぎ)とは - コトバンク
特徴と源泉ポスト構造主義とは、文字どおり「構造主義の後」に続く思潮そのものをさすのであり、当時の... 特徴と源泉ポスト構造主義とは、文字どおり「構造主義の後」に続く思潮そのものをさすのであり、当時の思想家たちが共通の方法や主張を展開していったその動きを意味するものではない。しかしながらこの思潮には、共通して、社会や文化を構造として客観的にとらえ分析しようとした「構造主義」に対する鋭い批判が込められている。 ポスト構造主義は、多かれ少なかれハイデッガー思想を継承したり、ニーチェ的思想の立場をとっており、人間中心主義、西欧中心主義、あるいは理性中心主義に対するアンチテーゼを突きつけて、構造主義を乗り越えようとするものである。 [平野和彦] ミシェル・フーコーミシェル・フーコーは、『言葉と物』(1966)がベストセラーとなることによって、構造主義の担い手として一躍有名になった。最初「構造主義の考古学」の副題をもっていたこの書は、フーコー自身が名づけたように「知の考古学」でもある。フーコーによれば
2012/06/04 リンク