むしろ「バザールモデル」という言葉を使わない方がよいのでは？ - Casual Thoughts

梅田さんが「バザールモデル」のことを「オープンソース的」という言葉を使って説明しておりけしからん、という意見を最近ところどころで目にする。確かに、「情報をオープンにし、不特定多数の人間を開発に巻き込み、頻繁にリリースを重ねて改善点をどんどん見つけていく」という開発方式を、エリック・レイモンドは「オープンソースモデル」ではなく、「バザールモデル」と名付けた。また、「オープンソース・ソフトウェア」というのは「開発・参加の自由、改変・再配布の自由がライセンスで保証されているソフトウェア」*1のことであり、開発方式のことではないというのも確かに正しい。 ただ上記2点というのは知識として持っておいたほうが良い正確な理解ではあるが、その正確な理解と合致しないから「バザールモデル」のことを「オープンソース的」というのは誤りだ、という考えには強い違和感を覚える。なんというか、スポーツドリンク全般のことを「

[umeten]

＞現象を起こすようにシステムを設計してやることが最も重要／オープンソースを政治や社会活動へと広げたいなら、OSDが巧みな設計されたのと同じくらい巧妙に、バザール的協業が有効に機能するシステムを作るしかない

[SavingThrow]

"OpenSourceは成果物が改善されるチャンスを最大化するように慎重に設計されたシステムで、その上でバザールモデルが非常に有効に機能。社会活動へと広げるなら、バザール的協業が有効に機能するシステムを作るしかない"

[h-hirai]

shiroさんタグ作ろうかな

[ita-wasa]

shiro 2009/06/20 21:54 「バザールモデル」∈「オープンソース」ならスポーツドリンクの比喩も合ってると思うんですが、両者はレイヤが違うと思うんですね。 「オープンソース」は「成果物が改善されるチャンスを最大化する

[shidho]

商標(ここで言うポカリスエット)なんかは、一般利用を放置しているとそのうち一般名詞化したと見なされて商標権を失うんだよね。それを前提にこの文頭を読むとまた違った読み方ができたりするよね。

[rawwell]

"「バザールモデル」をとっていない「オープンソース・ソフトウェア」、「バザールモデル」をとっているが「オープンソースではないソフトウェア」というものももちろんあるだろうが、「バザールモデル」が「オープ

[FTTH]

これはいいコメント

[atasinti]

"「オープンソース」＝「たくさんのボランティアが無償で労力を提供するもの」というイメージが流布されてしまうことにも弊害があり得ます。成果物でビジネスをしようとしたら「たくさんのボランティアの無償の労力

[joan9]

shiroさんのコメント

[hamatsu1974]

shiro さんがコメント欄で指摘するような問題は理解できるし、言い方を考える必要があるのには同意するけど、確かに代案として「バザールモデル」という言葉を使えというのには違和感を感じる。

[j0hn]

こまかくいうと「飲料業界以外の分野の話でポカリを使った、ある例え話で、それが適当かどうか(スポーツドリンクと言うべきか)」と言う話に「どの程度の意味があるか」で大人げないかどうかがきまるのでしょうね