科学の森：東日本大震災５年 保管汚染水、処分方法なく 原発事故、現地調査進まず 与謝野馨氏に聞く - 毎日新聞

省庁再編が引き金に 通産相（現経済産業相）や財務相などを歴任した与謝野馨氏（７７）に事故の背景を聞いた。 政府内に、原子力の高度な専門性を備える官僚はきわめて少なく人材や技術を電力会社やメーカーに依存してきたことが事故の背景にある。人材枯渇を招いた源流は、１９９８年にさかのぼることができる。 同年に閣議決定された省庁再編（２００１年発足）で、科学技術庁は廃止されて文部省と統合された。規制を担当する「原子力安全・保安院」は、推進側の経産省に置かれることになり、規制と推進が一体化したことも裏目に出た。再編… この記事は有料記事です。 残り381文字（全文634文字）

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2016年3月だから件のインタビューとはこれかな