幻の科学技術立国：第１部 「改革」の果てに／６ トップダウンの大型研究 「生産性革命」の名の下に | 毎日新聞

＜科学の森＞ 公募の裏で候補者選定 「何か目玉はないか」。昨秋、茂木敏充・経済再生担当相の周辺から内閣府幹部にこんな打診があった。安倍晋三首相が昨秋の衆院選の公約に掲げた「生産性革命」。そこに盛り込む事業を探していたのだ。「ＳＩＰ（戦略的イノベーション創造プログラム）の前倒しという手があります」。この幹部は腹案を伝えた。 ＳＩＰは、政府の総合科学技術・イノベーション会議（ＣＳＴＩ、議長・安倍首相）が２０１４年に始めた大型研究開発プロジェクトだ。自動運転技術などＣＳＴＩが重要だと判断して選定した１１課題に、１４～１８年度に総額１５８０億円を投資。各課題の責任者である「プログラムディレクター（ＰＤ）」の下で基礎研究から実用化までをにらんだ開発を進め、「経済再生の原動力であるイノベーションを起こす」（内閣府）のが狙いだ…

[taketake89]

"毎日新聞は、公募の裏側で内閣府がひそかにＰＤ候補者を決め、候補者だけに詳細な資料を提供していたことを示す内部資料を入手した"

[kaikaji]

“内閣府は取材に対し、１２課題すべてで関係省庁と内閣府が公募開始前に詳しい研究開発内容やＰＤ候補者を想定し、根回しをしていたことを認めている。１２課題のうち９課題は候補者以外に応募がなく・・”

[masah3]

内定しているのに公募するとかまじ馬鹿らしい。応募するときの労力が無駄。最初から内輪でやってくれ。教員公募とかでも、内輪で決まってたりすると、そう思うわ。ガチ公募とかいう言葉があるのもおかしい。

[sawasho]

一見ムダにしか見えない異端研究も含めた多様な研究を許容し続けることで、その中から一握りの優れた成果が生まれる。効率性を過剰に重視する「選択と集中」路線は逆効果。

[kmiura]

「これはすごい研究」ってのは先達のいないパイオニアな系なわけで、そうした人は権力に縁がないので天性の人たらしとかでなければ選択から漏れる。今のやり方だと。だからネガティブに圧がかかっている。

[urashimasan]

　「選択と集中」戦略をとるなら、どこにどれだけ集中させるかが重要なはずなのに、てきとうに戦略目標を決め、評価も反省もおざなり。これでイノベーションをおこせるわけがない。

[SigProcRandWalk]

メモ

[daybeforeyesterday]

うーむ