千葉・鴨川市長の顧問企業発注問題 市議会で筆頭株主認める | 毎日新聞

千葉県鴨川市の亀田郁夫市長が顧問を務める市内の企業「ケイテイエス」に対して、市が事業を発注する一方、亀田市長が顧問として報酬を受け取っていたことが２日、市議会定例会の一般質問で取り上げられた。亀田市長はケイ社の株式を６２・５％保有する筆頭株主であることを認めた一方、報酬額は明らかにしなかった。【平井桂月】 杉田至、福原三枝子両市議が質問した。杉田市議は、市が２０２０年３月に発注した総額７３億７９００万円（消費税抜き。以下同）の「一般廃棄物中継施設整備・運営事業」のうち、約１８億３７４７万円のごみ運搬業務がケイ社に委託されたことをただした。杉田市議は「８月２１日の毎日新聞の記事に『ケイテイエスの株６２・５％を保有する筆頭株主』との記事がある」と質問し、亀田市長は「お調べになった通り」と認めた。