「モテないけど生きてます」出版 “非モテ”から男性の生きづらさ描く | 毎日新聞

「モテないけど生きてます」。そんなタイトルの本が青弓社から刊行された。「非モテ」という言葉を入り口に、生きる苦悩を語り合う男性たちの当事者グループ「ぼくらの非モテ研究会」（非モテ研）による約3年間の活動報告書。社会が求める「あるべき男性像」を問い直しつつ、「モテない」悩みに絡み合う多様な生きづらさを時にユーモアを交えて描く。 タイトルだけ読めば、おおげさに思うかもしれない。だが本書につづられる一人一人の悩みは切実で、ほろ苦く、痛みを伴う。「一人前の男ではない」という劣等感や焦燥感、疎外の経験。それらが複雑に折り重なり、さらには女性への執着が引き起こす挫折によって自己否定を深め、ますます孤独にさいなまれる。「男は自らの苦悩を声高に語るものではない」という社会規範を背景に、「ともすれば埋もれてしまう男性の苦しさを、女性に依存せずに自分たちで考えていく実践の記録として提示したいという思いがありま

[saori-yamamura]

良いなぁ。良いなぁ。良い連帯だ。

[yuhka-uno]

「男同士でケア」のモデルケースかと。／「べてるの家」や依存症者の自助グループに影響を受けている、当事者研究の会。

[lcwin]

当の筆者さんが最近、男性であることの自責と罪悪感にさいなまれているように見えるので、なんかかわいそうで心配に思えてきている。

[vox_populi]

「「非モテ」は1990年代後半インターネット上で生まれた言葉だが、研究会ではあえて定義しない。そのことで、被害体験、加害体験も語られ、＜名状しがたい男性たちの生きづらさを語りだすための呼び水になった＞」。