「ラクに記憶できるアプリ」の仕組み なぜ学習意欲もアップ? | 毎日新聞

モノグサの竹内孝太朗CEO。社名には、一切のムダを省き、本質的なことだけに時間を使える「ものぐさ」な状態に導きたい、という思いが込められている＝東京都文京区で2021年7月9日、内藤絵美撮影 受験勉強で、英語なら英単語、歴史なら史実、数学や物理なら公式など、最低限の基礎知識を記憶しておくことは不可欠だ。しかし、「すぐに忘れてしまう」「大量で覚えられない」と苦しんでいる受験生は多いはず。苦しまずにラクに記憶できるようにという発想から学習アプリを開発した会社がある。「Monoxer（モノグサ）」（東京都）。社名と同名のアプリはどんな仕組みなのか、創業者で代表取締役最高経営責任者（CEO）の竹内孝太朗さんに聞きました。【聞き手・三木陽介】 ――「記憶」に着目したのはなぜですか？ ◆学習においては、3ステップあると考えています。理解、定着、活用です。分数の計算にたとえるなら、「理解している」とは分