ハマス戦闘員のイハーブ・ムハンマドさん。後ろのポスターに写っているのは、イスラエル軍に殺害されたアシュラフさん=ヨルダン川西岸トルカレム難民キャンプで2024年8月5日午後0時51分、松岡大地撮影 「我々はカッサム旅団(イスラム組織ハマスの軍事部門)を求めている」 ハマスの最高指導者ハニヤ氏が、訪問先のイランで暗殺された7月31日。パレスチナ自治区ヨルダン川西岸ラマラなどの主要都市で、暗殺に抗議するデモが実施された。参加した女性は中東メディアに対し、「私たちの抵抗は続く。抵抗運動は我々だけでなく、(イスラエルの占領を許さない)世界の人のためのものだ」と主張した。 パレスチナ自治政府が統治する西岸の都市部で、ハマスの支持者が公然と集まるのは異例だ。 ガザ地区で戦闘が始まってもうすぐ1年。この間、何が起き、何が変わったのか。現場での取材を中心に報告します。 関連記事 夢語った西岸の若者を変えた