AI活用、環境配慮の養殖魚 エサ削減、海洋汚染防ぐ 帝国ホテルで実食イベント ／東京 | 毎日新聞

人工知能（AI）など先端技術を活用し、環境に配慮した養殖システムで育てられたマダイを味わいながら、海の環境や水産資源について学ぶ親子向けイベントが8月、千代田区の帝国ホテル東京の直営レストランで開かれた。 イベントで提供されたのは、愛媛県産の養殖マダイを使ったコースメニュー。食材のマダイは、AIや、多様な機器をインターネットでつなぐ「IoT（モノのインターネット）」を活用した養殖システムを開発するウミトロン（本社・品川区）の技術を使って育てられた。 世界の魚の消費量が増える中、水産物を安定生産できる養殖業は急速に拡大し、世界の養殖生産量は漁業生産量全体の約6割に達している。ところが、養殖では過剰投与されたエサが流出して海が汚れたり、生態系のかく乱を招いたりしていることが問題になっている。

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（毎日）人工知能など先端技術を活用し、環境に配慮した養殖システムで育てられたマダイを味わいながら、海の環境や水産資源について学ぶ親子向けイベントが8月、千代田区の帝国ホテル東京の直営レストランで開かれ