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今週の本棚:三浦雅士・評 『非有機的生』=宇野邦一・著 | 毎日新聞
(講談社選書メチエ・2475円) フランス現代思想の核心に迫る 日本を代表するフランス現代思想研究者の... (講談社選書メチエ・2475円) フランス現代思想の核心に迫る 日本を代表するフランス現代思想研究者の、半世紀にわたる思索の結晶。「総論」と「各論」の二部に分かれるが、冒頭に「見取り図――なぜ非有機性か」、序章「(非)有機性についての混乱を招きかねない註釈(ちゅうしゃく)」が置かれている。フランス現代思想を論じるというよりは、その流儀のもとに自身の思想を展開しようというのである。とりわけドゥルーズ、フーコー、アガンベンらに呼応する。 読者を誘うために誤解を恐れず単刀直入に言ってしまえば、非有機的生とは「死と交叉(こうさ)する生」、「死と綯(な)い合わせの生」という意味である。それを非有機的生と形容する必然は冒頭の「見取り図」、また終章の「問いの間隙(かんげき)と分岐」に的確に示されている。
2023/07/29 リンク