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記者の目:「世界人口考」を終えて 80億の人材、活用する意識を=米村耕一(外信部) | 毎日新聞
たくさんの妻子や孫に囲まれるアマドゥ・マヌさん(中央)。手を挙げているのがマヌさんの子供=ニジェ... たくさんの妻子や孫に囲まれるアマドゥ・マヌさん(中央)。手を挙げているのがマヌさんの子供=ニジェールの首都ニアメーで2023年5月13日、平野光芳撮影 昨年5月から今年2月にかけて、世界各地の人口事情を追う企画「世界人口考」の執筆や編集作業を担当した。 全体像を簡単に振り返ると、アフリカでは人口急増が継続、2100年には世界人口の4割を超す見通しだ。インドなど南アジアや東南アジアでは出生率が低下しているが、それによって働き手となる人口の割合が増加し、「人口ボーナス」と呼ばれる経済成長に有利な状況が生まれている。一方で少子高齢化に直面する日本を含む東アジアや欧州などの国々は、人口がまだ増える地域の活力をどう取り込むかが課題だ。 企画から見えてきたのは人口を巡る各国それぞれの深い悩みだ。一部を紹介したい。
2024/05/20 リンク