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反対派が仕掛ける“偽クリニック” 「中絶すれば死ぬ」と翻意を狙う | 毎日新聞
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反対派が仕掛ける“偽クリニック” 「中絶すれば死ぬ」と翻意を狙う | 毎日新聞
人工妊娠中絶の是非が政治問題化している米西部アリゾナ州では、医療現場でも中絶容認派と反対派の「闘... 人工妊娠中絶の是非が政治問題化している米西部アリゾナ州では、医療現場でも中絶容認派と反対派の「闘い」が日々続いている。 中絶を選ぶ権利は米世論を二分する問題です。米大統領選に向け、160年前の全面禁止法に揺れるアリゾナ州の動きを報告します。 1回目 「中絶を決めた」と告白した議員 2回目 逃げるトランプ氏と追うバイデン氏 3回目 反対派が仕掛ける〝偽クリニック〟 「もっと時間あると思った」 2023年末ごろ、州都フェニックスの中絶クリニックに勤務する小山敦子医師(49)は、20代前半の女性と向き合っていた。女性は別の「クリニック」で超音波検査を受けて「妊娠初期だ」と言われ、中絶ができるか相談に訪れた。しかし、診察した小山さんは「もう遅すぎる」と告げるしかなかった。同州で中絶が禁止される妊娠15週より後の期間に入っていたためだ。「もっと時間があると思っていた」。女性はそう漏らした。 この女性