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帰郷②〜お墓参り〜 - メイタタのしもべ日記
京都から6時間、ようやく帰ってきた実家は茂みの中にあった。 人が住まなくなって数年もすれば、あの山... 京都から6時間、ようやく帰ってきた実家は茂みの中にあった。 人が住まなくなって数年もすれば、あの山の中にポツンと建っている家はすごい速さで自然に還っていく。 私の背丈より高い雑草や、蔓をかき分けて家の中に入ると、家の中は昨日まで人がいたかのような雰囲気がした。 私は中学卒業までこの家で過ごした。 家からの眺望は、見慣れたダムと山と狭い空。 一見変わらないようで、よく見ると家の前の山の崩落部分に青々と草木が茂っているのが見える。小さい頃は地肌が剥き出しになっていたのに、何十年も離れていたことを思わせる。 長い道のりを帰ってきた理由は墓参り。 私の父が眠る墓地に、10年ぶりくらいに足を運んだ。この墓地は山の中にポツンとあって、ちょっとお参りに行くにはハードルが高すぎる。 たまに村に帰ってきても、お墓まで一人で行くのは随分と気合が必要になる。 ロマが一緒にいてくれるので、小雨の降るなかお墓を目指

