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丸谷才一「文学のレッスン」の興味深いエピソード - mmpoloの日記
丸谷才一『文学のレッスン』(新潮社)には面白いエピソードがふんだんに載っている。これは文学につい... 丸谷才一『文学のレッスン』(新潮社)には面白いエピソードがふんだんに載っている。これは文学について、湯川豊のインタビューに答えて丸谷才一が語ったもの。 丸谷 志賀直哉はスケッチ的短篇小説を書かせるとすばらしい。「焚火」とか「城之崎にて」とか、あれははっきりいってスケッチです。それから、「十一月三日午後のこと」なんかも。スケッチは脱帽するくらいうまいものだけれど、『暗夜行路』となると本当に質が低くなる。「偉大な日本の小説」とはいえないですよ。 丸谷 花田清輝の『復興期の精神』は昭和21年か2年に刊行された本だけれど、そこに収められた文章は戦時中に書かれたものが多いはずです。あの花田清輝の書き方は、曲りくねってどちらともとれるというような文章でややこしいけれど、表現の自由がない時代の書き方なんですね。その筆法は意味があった。ところが戦後も同じ調子でやるとなんだか必然性がないから変なんだね。
2010/07/30 リンク