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状態遷移表を使用した設計モデル(拡張階層化状態遷移表)
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状態遷移表を使用した設計モデル(拡張階層化状態遷移表)
状態遷移表による設計手法について解説。今回は、前回作成した要求分析モデルを基に、「設計モデル」を... 状態遷移表による設計手法について解説。今回は、前回作成した要求分析モデルを基に、「設計モデル」を作成する。プログラミングを意識したモデリングを行うため、「拡張階層化状態遷移表」による表記を用いる。 はじめに 組み込みソフトウェアが抱える一番の課題は「設計品質の向上」です。本連載の主役「状態遷移表」であれば、“イベント”と“状態”の全ての組み合わせを捉えることができるため、「モレ」「ヌケ」のない品質の良い設計が可能です。そして、不具合発生による手戻りコストの削減や開発効率の向上にも役立ちます。 こうした理由から、組み込みソフトウェア開発の世界では、長年、状態遷移系モデルで設計が行われています。 前回は、“状態遷移表を使用した要求分析モデル”をテーマに、要求仕様から状態遷移表を作成するプロセスを紹介しました。今回は、前回作成した要求分析モデルを基に、「設計モデル」を作成したいと思います。 設計