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もう家では本を読めないということ - むらよし農園
小さい頃から本ばかり読む子だった。 みんなが休み時間に校庭を走り回る中、教室で本を読むことが好きだ... 小さい頃から本ばかり読む子だった。 みんなが休み時間に校庭を走り回る中、教室で本を読むことが好きだった。 中学にあがるとますます本ばかり読むように。 そもそも娯楽の少ない島育ちなので、読書こそが一番の趣味となっていた。 高校でも大学でもその生活は変わらなかった。 異変は大学を卒業したあたりから。 徐々に僕と本との間に距離が出来てきた。 図書館で借りた本も読まずに返すことが増えていった。 そして働くようになってからはそれが決定的となった。 読めないのだ。 読みたいと思って本を買ったり借りたりしてもどうしてもページをめくれない。 どういうことだ。 あれほど好きだったのに。 本を前に首をひねる日が続いた。 三宅香帆さんの『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』が出版されたときは、この悩みは僕だけじゃなかったのかと思うと同時に、僕がずっと思っていたことをきれいに言語化されて悔しくもあった。 それか



2026/04/17 リンク