☆女性・子供の人身売買、中国で昨年4449件摘発 女性や子供の誘拐・人身売買が頻発している中国で、 昨年摘発された事件が計4449件に上り、 8949人(女性5461人、子供3488人)が 保護されたことが明らかになった。 国営新華社通信が15日、警察当局者の話として伝えた。 中国では伝統的に農村部などで売買婚の風習があるが、 近年は犯罪組織による人身売買の“ビジネス化”と 広域化が顕著になっている。 子供の人身売買では、 組織は「調達」「移送」「売却」を役割分担し、 大規模な人身売買ネットワークを形成。 略取の際に睡眠薬や麻酔を使用したり、 親を殺害したりするケースもあるほか、 移送時に母乳の出る母親役を使って 親子を偽装させるなど手口の凶悪化、巧妙化も目立つ。 主な標的は、 地方から都市への出稼ぎ労働者(民工)の子供たち。 1億人とされる民工ら流動人口のうち、 18歳以下は約1982万