医療崩壊―「立ち去り型サボタージュ」とは何か - NATROMのブログ

■医療崩壊―「立ち去り型サボタージュ」とは何か小松 秀樹 (著) ずいぶん前に読み終えたのだけど、紹介するタイミングを失ってそのままになっていた。日本の医療崩壊については、医療者の間では何をいまさらという感があるが、一般の人々の間ではまだ十分に認識されていないかもしれない。医療者によるブログでは熱心に議論がなされているが、いかんせん、医療崩壊に興味のある人の間でだけである。私のブログには医療関係以外の方々もよく来られるし、特に最近は池田センセがらみで初めて来た人も多いだろうから、これを機に小松先生の著作を紹介することとする。 最近では、大手マスコミでも医療崩壊が扱われるようになった。毎日新聞では「医療クライシス」、読売新聞では「医の現場 疲弊する勤務医」など。マスコミは医療崩壊の主犯の1人であり、かような記事はマッチポンプであると医療者から思われているのであるが、まあ現状が報道されるのは良

[medbb]

立ち去り型サボタージュ

[amerio]

いやー、この本ちょっと前に読んだんだけど、すげー難しい。気楽に読める内容じゃなかった。使われてる文言がすごく専門的なのよ。

[ttpooh]

※欄にあるように普段医療システムに意識的でない(それで済んでしまう)、というのも問題なのかなと。／『死を受容しないと、死への恐怖とあくなき欲望が人間の行動を醜くする』

[ken_wood]

>逮捕された偽医者の年収が2000万円だから本当の医師はもっと高給取りと考えるのは誤りで、「医療もサービス業だろう」などと過剰なサービスを要求するのに「医は仁術」も要求するのは一方的である。

[mind]

医療は不確実 ――｛患者が医療過誤保険に入るのと、医者が医療過誤訴訟保険にはいるのとどっちが情報合理的…という問題かと思ったら。職業を金銭で測ると自尊心が失われるという問題らしい(小さな緩やかな自殺)。

[REV]

「一方、患者側には「治して当然。治らなかったら医者の責任」と考える人がいる。」