「僕は尊いと思う」小久保2軍監督絶賛 3軍降格が決まっていた試合で輝いた育成選手：「おっ！」でつながる地元密着のスポーツ応援メディア 西スポWEB OTTO!

◆記者コラム・タカ番24時 3年ぶりのリーグ優勝奪還を目指すソフトバンクは見事に開幕3連勝を飾った。今年からは日本初の4軍制もスタート。選手は120人を超え、支配下契約すら高いハードルとなっている。そんな中、3軍に降格するにもかかわらず、ある育成選手を小久保2軍監督が褒めちぎった。 絶賛したのは3年目の緒方理貢内野手（24）＝宮崎県出身＝だ。3月30日のウエスタン・リーグ広島戦。ファームのチーム事情もあって降格が既に決まった中、2点を追う場面で代打出場し、右前打を放った。指揮官は自ら緒方の名前を挙げ「3軍（行き）の通達をされているのに、全く変わらない姿で今日一日取り組んだのは、僕は尊いと思う。普通なら悔しがったり、ふてくされたり、練習姿が違ったりする（のに）」 小久保2軍監督らしい言葉にうなずくほかなかった。続けて指摘したのは、初球にセーフティーバントの構えを見せた献身的な姿。「普通なら打