『鬼滅の刃』鼎談企画 文学・思想編（長谷川晴生×藤崎剛人×髙橋優）：文化の旅へ急がず焦らず参ろうか｜髙橋優

（2024年2月18日追記） 本記事の剽窃が発覚しました。詳細はこちらの記事をご参照ください。 はじめに 前回鼎談（歴史編）に引き続き、ゲストを入れ替えて『鬼滅の刃』に関するオンライン鼎談を実施した。今回は「文学・思想編」と題して、文学・思想研究者の二人をお招きした。前回鼎談のテーゼを踏まえつつも、また別の着眼点から議論を尽くすことで、『鬼滅の刃』をさらに立体的に把握することが可能となった。私としても、切り口一つで作品の風景を一変させられる批評という営みの豊かさを再認識することができ、大いに刺激を受けたところである。以下では、歴史研究とはひと味もふた味も違う文学・思想研究の奥深さ、その一端が読者諸賢の眼前に広がることだろう。 参加者（敬称略） 長谷川晴生（はせがわ・はるお） 最近は「ヨーロッパの右翼に詳しい人」という扱いを受けているものの、本人としてはドイツの文学と思想を学んでいるつもり。

[hokusyu]

批評のトレンドがエヴァ映画に移りつつある中で、鬼滅にはまだ語るべきことはあるという話。

[haruhiwai18]

"産業組合論を意識しつつ、農政官僚としての柳田の「構造改革」を讃える訓示を行っていますね。""柳田を過剰に「リベラル」に解釈する論者よりはるかに正統的な理解でしょう。"　→安倍晋三（誰が台本書いたのか）

[noitseuQ]

花袋は「そんなことは滅多にない話で、…事実が深刻なので…」と作品化を断った。柳田は「右の事実のやうな悲惨な内容の話に比べれば、（花袋の自然主義は）まるで高の知れたものである」と切り捨て。このすれ違い。

[bt-shouichi]

“『鬼滅の刃』に「公助」の色彩が薄く、鬼殺隊の「共助」で鬼の「自助」を討つという図式になっているのは、着想源の一つとなった可能性が高い柳田の思想と響き合うものがありそう”／「妹の力」

[death_yasude]

ハセハルこいつやっぱ頭いいんだろうな

[hhasegawa]

お誘いをいただき、髙橋優さんのアニメ評論noteに連続掲載中の『鬼滅の刃』をめぐる鼎談企画第2回に参加してきました。前回の「歴史編」に対し今回は「文学・思想編」とのことで、その系統の話をしております。

[y-mat2006]

個体としては弱いけど集団として戦える人間VS反則的に強いけど群れを作れない鬼との非対称的な闘い。／ヒザポン！＞「1980年代に学生だった人から、マルクス主義を追い落とすのは「親殺しの快感があった」という話を」

[afterkun]

北守の名前で読むの避けている人、我慢して読んでみて。驚くほど中身が無いから