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一九五四年、春の京都で一本の映画が製作されていた。 大映京都製作の、京都島原遊郭を舞台にした風俗喜... 一九五四年、春の京都で一本の映画が製作されていた。 大映京都製作の、京都島原遊郭を舞台にした風俗喜劇で、題名を『噂の女』という。脚本は依田義賢と成沢昌茂。島原で置屋を営む女将に田中絹代が、家業に反発し東京の音楽大学へと進んだ娘に久我美子が配役されていた。監督は溝口健二。一九五二年より、ヴェネツィア国際映画祭での入賞を重ねており、その信奉者をヨーロッパ、特にフランス国内で確実に増やしつつあった。この年の『カイエ・デュ・シネマ』十一月号に「われわれが知っている日本の映画監督の中では溝口だけが、エキゾチズムという魅力的だがマイナーな段階を決定的に乗り越え、より根源的なレベルに達している」[1]との評が掲載され、これは後にジャン=リュック・ゴダールによって引用されることになるだろう。ゴダール、ビクトル・エリセ、テオ・アンゲロプロス。世界中の名だたる監督たちが深甚な尊敬とともにその名を口にする、「世






2026/02/05 リンク