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ダッシュボードの設計に役立つData / Information / Intelligenceの区分|荻原 和樹 / Kazuki OGIWARA
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ダッシュボードの設計に役立つData / Information / Intelligenceの区分|荻原 和樹 / Kazuki OGIWARA
「ダッシュボードを作る時は文脈が大事」「グラフからインサイトを導けることが重要」とよく言われます... 「ダッシュボードを作る時は文脈が大事」「グラフからインサイトを導けることが重要」とよく言われます。たしかに、単に「先月の売上高」を見せられるよりも、データを見る目的を意識して何らかの比較や推移を軸とした方がずっとわかりやすく、実際の行動に結びつきやすくなります。先ほどの例で言えば他店舗と比較したり、月次で数年間の推移を表すという方法があるでしょう。こうした比較や推移があれば、何らかの施策を取るといった具体的な行動にもつながります。 一方で、この時「A店の先月の売上高が5000万円だった」という情報、「競合他社と比較して下落傾向にある」という情報、「A店で何らかの施策を取るべき」という情報はそれぞれ位相が異なります。 私はこの3種類の情報をデータ(Data)、インフォメーション(Information)、インテリジェンス(Intelligence)とそれぞれ分けています。 1つ目はデータ(D