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「スニッカーズ」(BFC2落選原稿)|かにパルサー
僕の家には毎日スニッカーズが届く。そう、あの一本一四〇円の棒菓子。別に何か契約しているわけじゃな... 僕の家には毎日スニッカーズが届く。そう、あの一本一四〇円の棒菓子。別に何か契約しているわけじゃない。しかしそれは決まって毎朝、僕の部屋のポストに入っている。こんなもの、誰が届けに来るのか。僕は扉の前に立ち、ポストにスニッカーズが落ちるとすぐに扉を開けてみる。しかしそこには誰もいない。扉の外に座って待ち伏せしてみる。しかし時間になると、僕の背後でカタンという音を立てて、それはポストに滑り込む。僕は混乱したが、やがてこれは防ぎようのない現象だと理解した。どういう理屈か分からないが、スニッカーズは届くのだ。スニッカーズは届く。それはほとんど数学の定理のようだった。 はじめの頃、僕はスニッカーズをせっせと食べていた。しかし何事にも限度がある。僕は食べることに飽きると、スニッカーズを部屋の隅から丁寧に並べていった。そうすることで、僕は落ち着きを取り戻した。一段目が並べ終わると、二段目は一段目と垂直に