文章をうまくする、とはなにか？【相手の想像力をうまく借りる力】｜北野唯我／マガジン

「卒業文集を読んだけど」 と突然、言われた。母からだ。新大阪から40分。兵庫県のベットタウンに、実家はある。2019年から2020年にかけての年末年始は、実家に帰って、とにかく原稿を書き続けていた。 「文章がうまいとはどういうことか？」と思うことがあった。そのきっかけは、先日、コルクの佐渡島さんとYoutubeで対談した際に「北野さんは、相当文章うまいですよ」と突然言っていただけたことにある。 「文章がうまいってなに？」 と僕はそのとき思った。というのも、振り返ってみると、この「文章がうまい」という言葉は、思い返せば、小さい頃から言われてきたが、人生で最も「ピンときていない言葉」の１つだったからだ。これは誇張ではなく、僕はもともと理系出身で、数学と物理、そして美術だけが抜群にできた。一方で、国語は壊滅的にできなかった。その結果、自分は文章が下手だ、と思っていたからだ。 しかし、佐渡島さんは

[cider_kondo]

やはりコナン・ドイルは天才小説家(ワトソンだけじゃなくて『失われた世界』のマローン記者も相当に良くできた一般人視点キャラである)。

[c_shiika]

人類にはサリーとアン問題は難しすぎる

[osugi3y]

天才ではないが変人を主人公にしたXファイルは別に置いてけぼりにならなかったし、BBC制作の「シャーロック」は天才シャーロックの助手のワトソン君を主人公にしていたがシャーロックは変人で置いてけぼりにされたけ

[type-100]

え、卒業文集は？