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ある本屋で、コーヒーと。1|麻利央書店
私の日課は仕事終わりにカフェの併設した本屋で読書をすること。その本屋はカフェを利用すれば、席に好... 私の日課は仕事終わりにカフェの併設した本屋で読書をすること。その本屋はカフェを利用すれば、席に好きな本2冊まで持って行って読んでいいことになっている。私はこの日読むと決めていた好きな作家【待津野ひまわり】の本と別の作家の本、2冊を持って、カフェカウンターでホットコーヒーのSを注文した。 「マグカップとフタ付き、どちらになさいます?」男性店員が訊ねた。 「フタつきで」私は即答した。 理由は二つある。ひとつ、冷めにくい。ふたつ、中身が見えない。中身が見えなければ中が空になったとしても分からない。つまり、長居できる。一番安いコーヒーを頼み、出来るだけ粘ろうという、貧乏魂と言うか、節約術と言うか、そんな自分への嫌悪と愛おしさを私はいつも胸に温めている。 本とフタ付きのカップを持って座席を探す。二人掛けのテーブル席が8つ、三人掛けが4つ、全部で12人は座れる大きな長テーブルが1つ。長テーブルは知らな