SNSでの誹謗中傷に関する法的問題｜河瀬 雅志（弁護士）｜note

テラスハウスファンとしてあってはならない事件が起きたことについて、遺憾に思い、またこの事件を機に二度とこのような事件が起きないように適切な議論がなされるべきだと思います。ここでは、Twitter等のSNSにおいて、誹謗中傷の書き込みがなされた場合に、どのようにその人物に対して処罰を下すことができるか（下すべきか）、SNSのあるべき姿等について記載します。 SNSに誹謗中傷を書き込まれた場合の解決方法１ 民事的解決(1) 方法 そもそも、被害者が何を望むのかによって手段が分かれる。大きく、①当該書き込み（例えば、人に知られたくない黒歴史の書き込み）の削除を要請する場合と、②当該書き込みをした人に対して金銭的請求をすることによって正当な罰を与えたい場合、の二つがある。①の場合、SNSのプラットフォーマー（Twitter, Inc.社等）に対する削除請求訴訟（仮処分）を提起する必要がある。②の

[zakinco]

『誹謗中傷を許容するプラットフォームは存在すべきではないのではなかろうか』

[dddhayo]

プラットフォーマーの責任を重くすれば、生き残るのは善良な運営者ではなく、資本力のある運営者だろう

[raitu]

“裁判にかかる費用は、50万円前後（弁護士によって異なる。）が見込まれ、誹謗中傷に関する損害賠償請求で損害として認容される額は10～50万円が一般的”