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クリスマスに犬をもらう。|創元社note部
本を読んで、ホラを吹く。 第三回はクリスマス・ストーリー。 「天国とは、他の犬。」 クリスマスに犬... 本を読んで、ホラを吹く。 第三回はクリスマス・ストーリー。 「天国とは、他の犬。」 クリスマスに犬をもらう。犬はイヌではない。イエイヌどころか、イヌ属にすら属している気配がない。たぶん、ネコ目のカテゴリにも漏れる。動物界と脊索動物門のあいだのどこかにぶらさがって、どうにか存在を保っているような、不安な瞳の四ツ足だった。 うろんな生命でも生命ではあるのだし、モノあつかいしてクリスマスプレゼントにしてしまうのはどうなのか。例年のように古本屋で拾ってきた時代小説のほうがいい。でも、三宅さんが「いらないなら保健所だ」というので引き取らざるをえない。最近では保健所とは禽獣よりも人間に縁深い単語で、そこに犬が収容される姿はあまり想像できない。 三ヶ月ほど鶏肉をやったり魚肉ソーセージをやったり毎日三十分ほどの散歩につれだったりで養っていたけれど、これがまったくなつかない。鳴き声すら発さない。虐待を受け