18着に負けたダービーの誘導馬に。サクセスブロッケンが遂に叶えた夢。（カジリョウスケ）

ダービーには“最も運のある馬が勝つ”という格言がある。今年の日本ダービーは圧倒的な力を示したコントレイルが無敗で2冠を制したが、実は東京競馬場の舞台裏では、ある馬が「運」を味方につけて悲願を果たしていた。誘導馬のサクセスブロッケンである。 2007年のデビューからダート競走で4連勝を飾り、迎えた5戦目の2008年日本ダービー。横山典弘騎手を背に3番人気に推されたものの、最下位の18着に沈んだ。 そこで芝の適性が無いことがはっきりした後はダートに専念し、2008年のジャパンダートダービー、2009年のフェブラリーS、東京大賞典と3つのGI級レースを制してダート界のスターホースに上り詰めた。そして現役引退後は、東京競馬場で誘導馬になることが決まった。 競走馬と誘導馬に必要な資質の違い。 引退後、サクセスブロッケンは東京競馬場で乗用馬として第2の人生を歩み始めることになった。ただ、乗用馬になった

[kissenger8]

とりあえず“「日本ダービー」のゼッケンを12年ぶりにまとったサクセスブロッケン。”ってキャプションと写真だけでごはん2杯は食える

[daiyusaku]

12年ぶりに「日本ダービー」のゼッケンを身に付けたというのは感慨深いなあ。今度は大観衆の前に姿を現して欲しい。

[momizikeiko]

おもしろい。こういうエピソードの積み上げがまたファンを増やすのであろう。

[kno]

“芝馬場と観客スタンドの距離の近さは、彼に競走馬時代を思い起こさせてしまう。競走馬として大成するための資質だったアグレッシブさが、誘導馬としての弱点になっていたのだ。"無観客だから巡ってきたのかね