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古本夜話66 宮本良『変態商売往来』と松岡貞治『性的犯罪雑考』 - 出版・読書メモランダム
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古本夜話66 宮本良『変態商売往来』と松岡貞治『性的犯罪雑考』 - 出版・読書メモランダム
もう一度、南柯書院に戻る。 これも既述したように、南柯書院は上森健一郎、宮本良、西谷操などによって... もう一度、南柯書院に戻る。 これも既述したように、南柯書院は上森健一郎、宮本良、西谷操などによって、昭和三年に設立された。その編集責任者は宮本良で、彼は発藻堂書院や前衛書房の編集事務も兼ねていた。また宮本は文芸資料研究会の「変態十二史」第七巻の『変態商売往来』の著者、南柯書院の発禁本で西谷操装丁によるダフエルノ著『おんな色事師』の訳者でもあった。それらに加えて、いくつかの別名を持ち、「変態文献叢書」第五巻の『性的犯罪雑考』の著者松岡貞治も宮本である。 この宮本のかなり詳細な経歴が、昭和六年に書局洛成館から刊行された『談奇党』第3号所収の「現代猟奇作家版元人名録」に掲載されている。版元の洛成館と発行兼編集人の鈴木辰雄に関する詳細はわからないが、この号は近年になって、谷沢永一の蔵書を原本として、金沢文圃閣より『性・風俗・軟派文献書誌解題集成―近代編』所収として復刻が出された。 それによれば、宮