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ブルーコミックス論37 山岸涼子『甕のぞきの色』(潮出版社、二〇一〇年) - 出版・読書メモランダム
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ブルーコミックス論37 山岸涼子『甕のぞきの色』(潮出版社、二〇一〇年) - 出版・読書メモランダム
(潮出版社) (秋田書店プリンセスコミック) (秋田書店) その魅惑的なタイトルゆえに、「山岸涼子ス... (潮出版社) (秋田書店プリンセスコミック) (秋田書店) その魅惑的なタイトルゆえに、「山岸涼子スペシャルセレクション」4の『甕のぞきの色』を購入してしまった。ただこの作品は記憶の片隅に残っていたので、初出を見てみると、一九九二年十一月から翌年の二月まで秋田書店の『別冊プリンセス』に連載されたものである。だから確認していないが、すでに何度も彼女の作品集に収録され、それを読んでいるはずだ。 しかしあらためて読み、この中編がオウム真理教事件以前の九〇年代初めに書かれたこと、そしてここに提出された物語の主題と様々なファクターが、色褪せ古びてしまうどころか、逆に現在にあって、さらに生々しく迫ってくることに新たな驚きさえ感じた。それは新しい選集を編むに際して、それを繰り返しタイトルとした山岸にしても同様だったのではないだろうか。またそこには山岸の『日出処の天子』などの物語につながる秘儀すらもこめら