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フラン・オブライエン『ハードライフ』(1961) - キッチンに入るな
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フラン・オブライエン『ハードライフ』(1961) - キッチンに入るな
《それから暫く悪天候が続いた。》p147 筑摩書房の『世界文学大系』第68巻(ジョイス2・オブライエン)... 《それから暫く悪天候が続いた。》p147 筑摩書房の『世界文学大系』第68巻(ジョイス2・オブライエン)に収録の「スウィム・トゥー・バーズにて」と「第三の警官」、集英社の『ギャラリー世界の文学』第5巻(イギリスIV)に収録の「ドーキー古文書」という、とてつもなく偉いんだかとてつもなくくだらないんだかわからない奇作・怪作を紡ぎ出したアイルランドの大作家、フラン・オブライエン。「ドーキー古文書」の感想はまえに書いたことがあるが、この人の、文学全集じゃない単体の単行本で読める唯一の長篇を読んでみた。 時は19世紀末、主人公兼語り手のフィンバー君は幼くして両親を亡くし、5歳違いの兄メイナスと共に遠縁の親戚ミスタ・コロッピーの家に引き取られる。以下、そこでのぱっとしない暮らしと兄弟の成長が語られていく。 長篇と言うより長めの中篇といった趣きで、小説自体はかなり辛気くさいというか地味、との噂だったが、