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『MOONLIGHTMILE』太田垣康男著 極地を目指すものたち/物語と文学の差 - 物語三昧~できればより深く物語を楽しむために
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『MOONLIGHTMILE』太田垣康男著 極地を目指すものたち/物語と文学の差 - 物語三昧~できればより深く物語を楽しむために
評価:★★★★★星5つ (僕的主観:★★★★★星5つ) 絵柄から云って、こういうリアリズムに近い・・・劇画タ... 評価:★★★★★星5つ (僕的主観:★★★★★星5つ) 絵柄から云って、こういうリアリズムに近い・・・劇画タッチといおうか、萌えのカケラもないものは、きっと売れないだろうと、最初に一巻を見たときに思いました。僕はマンガに癒しを求めている傾向が強いので、女の子がかわいくないだけで、かなり減点です(笑)。けど、という感覚「にもかかわらず」すっげーエネルギーを感じてしまったんですね、これは・・・すごいかもって。 そこからはや、13巻目。 もう名作になるだろう、といってもいいかもしれない。この作品は、近未来の宇宙開発を描いていて、それも現代からほんの数十年先ぐらいのイメージの時間設定がなされている。それが故に、科学技術や政治体制などにかなり気を使っていると思うのだが、きっと、こういうものは気を使えば気を使うほど、本職の人からはいろいろなツッコミが入ると思う。たしかに、政治体制で中国と米国との冷戦が